はじめに:非エンジニアがLinuxの沼に飛び込む
僕はエンジニアではありません。コマンドもプログラミングも詳しくない「普通の人」ですが、あえてこのタイミングでLinux(Kubuntu)をメインOSとして使ってみることにしました。
2025年後半からAdobe製品でクリエイティブな活動を始めたばかり。正直、このタイミングでのLinux移行は「無謀な挑戦」かもしれません(笑)。
それでも、デスクトップを自分好みに、それこそMacのような洗練された雰囲気にカスタマイズできる自由度に惹かれ、思い切って飛び込んでみることにしました。この記事では、試行錯誤の過程をリアルタイムに更新していきます。
無謀な挑戦?Adobe環境とLinuxの共存を目指して
移行にあたっての最大の壁は、Adobe Creative Cloudです。画像・動画編集の勉強を始めた僕にとって、Windows環境は切り離せません。
そこで僕が考えたのは、「Linux上の仮想環境でWindowsを動かし、そこでAdobeを使う」という作戦でした。
調べてみると、**「GPUパススルー」**という技術を使えば、仮想環境でもグラフィックボードのパワーをフルに発揮できるとのこと。「これならいける!」と、専用のPCを用意して検証をスタートしました。
検証用PCの構成
Linuxと相性が良いとされるRadeonを中心に、以下の構成を組みました。
- CPU: Ryzen 5 5600G(内蔵GPUあり)
- GPU: Radeon RX 6600
- M/B: X570
※GPUパススルーには、ホスト用とゲスト用で2つのGPUが必要なため、APU(内蔵GPU)構成にしています。
Ubuntu 24.04 LTSでの奮闘と、折れた心
最初は、情報量が多く初心者向けとされるUbuntu 24.04 LTSをインストールしました。GNOMEデスクトップなら、少し設定するだけで簡単にMac風のDockが作れるのも魅力でした。
しかし、ここからが本当の戦いでした。GPUパススルーを実現するために、普段目にすることのない設定の山にぶつかったのです。
- BIOS設定: SVM Mode(仮想化支援)やIOMMUの有効化。
- CUI操作: GRUBの編集やIOMMUグループの確認、VFIOドライバーを固定。
- OS設定: 仮想マシンの構築。AppArmorという聞き慣れないセキュリティ機能との格闘。 etc…
一つ設定すれば、また別のエラーが出る。画面に並ぶコマンドの数々に、正直ヘトヘトになりました。そして、低遅延で仮想画面を表示する「Looking Glass」の設定中にAppArmorの問題が出てきてついに僕の心は折れました(笑)。
今回の気づき:無理に「仮想」にこだわらない
必死に設定を進める中で、ある根本的な問題に気づいてしまいました。
「これ、パーツ構成を変えたらまた最初から設定し直しなのかな……?」
メインPCでは、GeForceのグラフィックボードを使用しています。これに変更する可能性は十分にありえる。
素人の僕が、苦労してコピペで進めた設定をすべて理解し、再現するのは至難の業です。「Windowsが必要なら、素直にデュアルブートでいいじゃないか」という結論に至りました。
次のステップ:Kubuntuでデスクトップを育てる
仮想環境へのこだわりを捨てたことで、気持ちが楽になりました!
Ubuntu標準のGNOMEは設定画面もシンプルで感覚的に使えることは良かったです。
しかし現在はKubuntuをインストールし、本来の目的だった「デスクトップのカスタマイズ」を始めようと思っています。KDE Plasmaの自由度は高く、イジりがいがありそうです。
Kubuntuインストール後も様々な壁にぶつかっていますので、作業内容をまとめることや使いやすくカスタマイズしていく過程、実際にLinuxをメインで使ってみて感じたことを少しずつ追記していこうと思います。
